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プレゼンテーション研修を実施しました

芸北せどやま再生事業の視察の受け入れを目的とし,スキルアップのためのプレゼンテーション研修を行ないました.
講師はご縁があって知り合った渡邉ニコル先生.
ご専門は異文化コミュニケーションだそう.
かっこよくって,ユニークなニコル先生が,現場ですぐに役立つ講義をしてくださいました.
テーブル上にある小道具は,研修中に手に取って遊ぶもの.
こうすることで,脳が活性化され,よりよい研修になるのだとか.

先生の自己紹介から始まりましたが,とっても引き込まれました.
研修は4時間かけて,レクチャーと実践を行いました.
テクニックだけでなく,準備や姿勢,熱意などが重要ということもわかりました.

すぐに身に付くものではありませんが,経験をつんでわかりやすいプレゼンテーションができるように,それぞれが腕をみがくことを誓った研修となりました.

機会があればニコル先生の講義を受けてみてください.
グローバルな視点から,ビジネスに役立つテクニックやマネジメントのスキルを教えてくださいます.
そしてHappyな気持ちになれますよ☆
河野弥生

芸北せどやま研修会のお知らせ


芸北せどやま研修会 —バイオマス材収入から始める副業的自伐林業—
日 時:2012年11月18日(日)16:00〜18:30
場 所:芸北文化ホール 第2研修室(二階)
1.開催趣旨
広島県北広島町は町面積の83%が森林です.中でも芸北地域は落葉林率が高い地域です.この落葉樹林は天然林もありますが,かつては資源を得る場だった「せどやま(家の裏山)」が放置される場合も多くみられます.このような,「放置されたせどやま」では,生物多様性が低下するとともに,野生動物の潜み場所になり獣害の温床ともなっています.芸北せどやま再生事業は,せどやまで大きくなっている木をバイオマスとして活用することで,ふる里の自然や景観を取り戻すこと,地球温暖化の抑止に貢献すること,さらには地域の経済を再生することを目的としています.
一方,芸北では,せどやまだけでなく,人工林の放置も大きな問題です.この事業の遠い目的は,芸北地域で林業を再興させ,山林全てが適切に利用・管理されている状態を作って行くことです.
この研修会では,高知県を中心に広がっている「副業的自伐林業」のしくみを学びながら,これからの芸北地域における森林管理について考えたいと思います.

2.内容
(1)講演
『バイオマス材収入から始める副業的自伐林業』
中嶋健造(特定非営利活動法人 土佐の森・救援隊)
(2)事業紹介
『芸北せどやま再生事業の紹介と参加方法』
近藤紘史(特定非営利活動法人 西中国山地自然史研究会)
(3)質疑応答
3.参加方法
(1)申込み
・事前に事務局まで電話またはメールにてお申し込みください
(2)参加費
・ 北広島町に在住の方,所属団体の事業所がある方,または芸北に山をお持ちの方:無料
・ 北広島町外からお越しの方:1,000円
4.事務局・申込み先
NPO法人 西中国山地自然史研究会
 電 話:080-6334-8601  メール:staff@shizenkan.info

開催レポート!“第2回芸北せどやま再生事業説明会”

今回で第2回となる芸北せどやま再生事業の説明会開催のお知らせを,区長文書として芸北地域の全戸(1,107戸)に配布しました.
説明会当日,18名の方が参加してくださり,そのうち9名が出荷者として登録をしてくださいました.
これで登録出荷者は19名となりました.
中には,芸北が実家だということで,広島市内や県外からかけつけてくださった方もいました.
また,今回は役場担当者より森林法の遵守ついての具体的な説明や森づくり事業の案内などもありました.
質疑応答の時間には,樹種についてや,登録方法の確認など多岐にわたり質問が飛び出し,さらに芸北の山や林業への熱い想いが飛び出す場面もありました.
芸北の方は山への関心が深く高いことが伺えた説明会となりました.

“しんたんのはためく旗”の巻

芸北せどやま再生事業の作業所に行ってきました.
スタッフ二人で,薪作りをしています.
まずチェーンソーで木を刻みます.

そして薪割り機にセット!

それを薪にしたら・・・

はい,ダイソク(薪の束)のできあがり!

集まった木の加工もどんどん進めています.
河野弥生