養老孟司先生が、芸北 高原の自然館に来館されました!!(2020.9.25)

小雨が降ったり止んだりの八幡からこんにちは(・∀・)!!
本日は、ベストセラー「バカの壁」で有名な、養老孟司先生が高原の自然館に来館、周辺を散策されました。
養老先生は、ゾウムシ、特にヒゲボソゾウムシに特に興味があるとのことで、西中国山地自然史研究会の副理事長である上野先生や、専門員の上手先生たちの案内と共に、草原やブナ林、湿原など、八幡周辺の様々な自然環境を、回られました。
自然館スタッフもご一緒に記念撮影していただきましたよ(・ω・)b

芸北 高原の自然館前で記念撮影!


千町原にて、日本植物学の父と呼ばれる牧野富太郎博士にまつわる石碑の前で、説明を受ける養老先生。


ブナ林では、傘を利用して、どんな昆虫がいるかを確かめてみた。


再生湿原である霧ヶ谷湿原。
その歴史や再生の仕方、今の霧ヶ谷湿原についても、しっかりとお話しを聞いてくださった。


「ここには絶対にいる」と、種子もとんだアザミの仲間の花の残骸を開いてみた養老先生。
中には、ゾウムシの仲間であるゴボウゾウムシが!


こちらがゴボウゾウムシ。まだ成体になったばかりだそうで、色が赤っぽい。
もう少しすれば、黒く色が変わるそうだ。


ゴボウゾウムシの幼虫もいた。


自然館の前にて、学芸員の白川ハカセと養老先生と2ショット。
養老先生が興味深げに読んでいるのは、白川ハカセの著書である「花だより」。